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副業から始める?いきなり独立?自分に合った起業スタイル診断

2025年3月5日

副業から始める?いきなり独立?自分に合った起業スタイル診断

「いきなり会社を辞めて起業」は不安だけど、「副業から様子を見る」べきか迷う…。起業を考える方の中には、このような悩みを抱える方も多いでしょう。起業のスタイルは大きく「副業(在職中にビジネス開始)」と「独立開業(会社員を辞めて本格起業)」の2通りに分けられます。それぞれメリット・デメリットがあり、向き不向きも人によって違います。ここでは、自分に合った起業スタイルを見極めるポイントを解説します。簡単なチェック項目で診断してみましょう。


副業起業のメリット・デメリット

まず副業から始める起業についてです。在職中に本業のかたわら少しずつ事業を立ち上げるスタイルで、最近は政府の後押しもあり副業解禁する企業が増えています。メリットとしては:

  • 収入が安定している: 本業の給与があるため、毎月の生活費が確保できます。不安定な起業初期でも生活資金に困らず、心理的余裕を持って事業に取り組めます​。収益が出たら貯蓄に回し、独立後の資金に備えることも可能です。

  • リスクヘッジできる: 万一ビジネスがうまくいかなくても、会社員の収入があるので生活が破綻しません​。「ゼロから全てを賭ける」リスクを抑えられるのは副業起業の大きな魅力です。

  • 独立前に顧客を持てる: 副業で徐々に顧客や実績を積めば、独立する頃にはある程度売上の見込みが立ちます​

    。「お試し起業」で事業のブラッシュアップもでき、本格開業時に成功しやすくなります。


一方デメリットもあります:

  • 時間と体力の両立が課題: 本業がある分、起業準備に充てられる時間は限られます。仕事終わりや週末に作業するため、効率的な時間管理と相当のエネルギーが必要です。下準備に時間がかかり、事業成長のスピードは緩やかになるでしょう。

  • 本業との利益相反に注意: 副業の内容が本業と競合したり、就業規則で副業禁止の場合は問題です。会社に許可を得るか、衝突しないビジネスアイデアを選ぶ必要があります。また、副業に夢中になりすぎて本業がおろそかにならないよう注意が必要です。


副業起業が向いているのは、**「まず安全に試してみたい」「現職を活かした副収入を育てたい」**というタイプの方です。たとえば在宅でできるハンドメイド販売やウェブデザイン業であれば、家事・育児と両立しながら少しずつ軌道に乗せることも可能でしょう。


独立起業のメリット・デメリット

次に会社を辞めて本格的に独立起業するスタイルです。メリットは何と言っても:

  • フルスピードで事業に集中できる: 時間と労力の全てを自分のビジネスに注げます。24時間を自由に配分できるため、ビジネス拡大のチャンスを逃しません。本業との両立ストレスが無く、意思決定も素早く行えます。本気度が周囲に伝わりやすいので、協力者や支援も得やすいでしょう。

  • 成長が早い可能性: フルタイムでコミットすることで、副業では1年かかる進捗が数ヶ月で実現できることもあります。市場への投入タイミングが重要なビジネス(例えば新サービスの立ち上げ等)では、スピード勝負が功を奏します。


デメリットも明確です:

  • 収入面のリスク: 会社を辞めると給与という安全網が無くなります。売上が安定するまで無収入も覚悟しなければなりません。精神的プレッシャーは相当なものですが、逆に言えばプレッシャーが原動力になるタイプもいます。「背水の陣で頑張れるか」が重要な自己分析ポイントでしょう。

  • 社会的信用の変化: 会社員でなくなることで、住宅ローンの審査が通りにくくなるなど信用面のハードルが上がります​。また自分で健康保険・年金手続きをする必要があり、退職後の各種事務も発生します。

  • 全責任を負う重圧: 成功も失敗も全て自分次第です。一人社長の場合、事業運営のあらゆる役割(営業・経理・企画など)をこなす覚悟が要ります。広範なスキルと強靭なメンタルが求められますが、その分達成感や自由度は副業では味わえないものがあります。

独立起業が向いているのは、**「早く事業を軌道に乗せたい」「リスクよりリターンを取りたい」**というチャレンジ精神旺盛なタイプです。ある程度の貯蓄や準備が整っているなら、一気に勝負に出るのも選択肢でしょう。


自分に合ったスタイルを診断しよう

では実際に、以下の質問に○×で答えてみてください:


  1. 貯蓄や創業資金に十分な余裕がある。

  2. 現在の仕事より優先したい情熱的なビジネスアイデアがある。

  3. 収入が一時的に途絶えても精神的に耐えられる自信がある。

  4. 家族など周囲から起業への理解・協力が得られている。

  5. 同時に複数のことを器用にこなすより、一つに集中したい性格だ。


○が多かった方…独立起業向きかもしれません。一気に独立してしまった方が持ち味を発揮できるタイプです。十分な資金と覚悟があれば、計画を練って会社を辞める決断も視野に入れましょう。


×が多かった方…副業起業から始めるのがおすすめです。まずはリスクを抑え、実際にビジネスを動かしながら自信と実績を積むのが良いでしょう。状況に応じて徐々にコミットを増やし、タイミングが来たら独立するステップを踏むと安心です。


もちろん、人生設計や性格によって答えは様々です。副業スタートから途中で独立に切り替えるケースも多々ありますし、逆に一度独立したけれど必要に応じて再就職しつつ事業を続ける方もいます。大切なのは、自分や家族の状況、ビジネスの性質を踏まえて柔軟にスタイルを選ぶことです。


不安が大きい場合は、まずは小さく始めて成功体験を重ねるのが王道です​。実際「副業から始めてよかった」と感じる起業家も数多くいます。一方で「思い切って独立したからこそ全力で頑張れた」という声もあります。自分の性格やリスク許容度を見つめ直し、最適な道を選びましょう。


個人的な意見としては、まずはできる限り副業からやることをお勧めします。

これまで起業家を見てきたなかで新規で0から事業を立ち上げるのは相当、かなりしんどいものです。

お金が無い状況でも耐えられる、自信があるといった人でも本当に耐え切れたのは5人/2000人でした。

お金が無い状態でしんどいのは、判断、思考力が狭まることです。思った以上に正常な思考が奪われます。


いろいろ書きましたが、迷ったときは、当社の無料相談サービスでもご相談を承っています。「自分はどっち向き?」といったお悩みに対し、経験豊富なアドバイザーがアドバイスいたします。自分に合った起業スタイルを見極め、ベストな形で起業への第一歩を踏み出してください!

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